【ギリシャ神話「トロイ戦争」】昔々、ヘラ、アテナ、アフロディテという3人の美しい女神がいた。ある日「世界で一番美しい女神」を競って争いとなった。 そこで若いトロイの王子に判断を仰ぐことに。 3人の女神は王子に賄賂むを示す。 ヘラは「支配権と富」を、アテナは「戦いの勝利と知恵」を、 そしてアフロディテは「この世で一番美しい女」を与える約束をした。 王子はアフロディテが一番美しいと判定を下す。 しかし「この世で一番美しい女」というのはギリシャの都市国家スバルタの王妃 ヘレネであった。 王子は王妃を巧みに誘惑して王宮から連れ出した。 これを発端にギリシャ軍とトロイ軍の戦争は始まり、両者譲らず10年物もの歳月が流れた。 ギリシャ軍は最後の手段として巨大な木馬をつくり、その中にたくさんの兵士を隠れさせる。 負けたふりをして巧みに木馬をトロイ城内に引き入れさせ、夜寝静まった頃、 争いはギリシャ軍の勝利で終わった。 |